一般的な集団授業塾とカワゼミ(個別指導)の違いは何でしょうか?
☆カワゼミは個々の生徒の学習効率を第一に考える。
集団塾は経営から見た塾の成果・効率を第一に考える。
一般的な集団塾で塾側が一番重要視していることは、「有名な学校に何人合格したか?」とい
うことです。結局、それが集団塾の集客に一番効果があるからです。また、中学生・高校生では
学年トップクラスの子がいるかが重要です。経営的観点から考えると、一番上のクラスに一番力
を入れることになります。一番上のクラスに一番良い先生・優秀な生徒をいれ、上位校に入れる
指導をします。塾内の目標にあわせて志望校を誘導する塾もあります。大きな塾では「どこの学
校に何人合格」ということが目標管理に組み込まれているのです。当然成績のよい生徒が入塾
を希望してくれば、何としても塾長は入って欲しいと思いますから、いろいろ特典を提示します。
成績も優秀で自ら勉強がどんどんでき、塾の授業についていける生徒であれば、成績があがる
可能性は高いです。(ただ、実際は良い個別指導授業であればもっと成績は上がります。)
一般的に個別指導より授業料も安いですし、問題はないでしょう。
しかし以下のような場合、問題が生じる可能性が高いです。
①塾の授業についていけない場合。
集団塾の場合、クラス全体の成績をどう効率的にあげるか?という観点から指導します。個々
の生徒に対して最大効率をねらったものではありません。授業は年間カリキュラムが組まれ、講
師はスケジュールを守ることが重要になります。全ての生徒が対象の単元をしっかり理解してい
なくても、効率性を考え、次の単元に進みます。次の単元が前の単元の理解を前提にしているこ
とも多く、生徒によっては次の単元からは全く理解できなくなります。それがどんどん積み重なる
と、気が付いたときには、成績は下がり、何をどうしたらよいかわからなくなってしまいます。保
護者の方が心配し、塾に問合せても、何の対策を提示することなく「勉強しないのが問題です。
もっと勉強してください。」とか、「別に対策として個別指導をうけることにしましょう。お値段は〇
〇円となります。」と営業されてしまうこともあります。(それならはじめから個別指導だけを受け
ていた方がましです。)
カワゼミならこのようなことはありません。 講師は生徒一人一人の単元習得状況を完全に
把握しています。(教科担任制) さらに塾長も毎週のミーティングなどにより同じように全生
徒の状況把握が出来ています。単元と単元の因果関係は当然把握しており、単元ごとの理解
なしにむやみに前に進むことなどしません。単元の理解度が不十分でも前に進まなければなら
ない場合、他の単元との相関を考慮し、後日どの時点で再演習するか考えながら授業を進めま
す。生徒の学習状況・対象学科の全体像・受験までの残された日程を考慮し、生徒が今どの問
題を演習すべきかを常に計算し問題選択を行っています。集団授業のように、ある単元では全て
の生徒が同じ問題を解くということはありません。確かにそのほうが塾の運営上、効率は非常
にいいですが、個々の生徒にとっての学習効率は非常に悪いです。
集団塾で「塾の授業が理解できない」とお悩みの方は是非ご相談ください。
②下のクラスに在籍している場合。
集団塾の場合、たいてい、上位クラスは良い先生が担当します。反面、下のクラスは必然的に
あまり教えるのがうまくなかったり、教授経験の少ない先生が担当することになります。一般的な
塾の場合、一教室で正社員は1〜3名程度なので、経験の浅い学生アルバイトが講師の場合も
少なくありません。勉強が苦手な生徒が、そのような先生に教えてもらって成績が伸びるでしょう
か?最悪の場合、塾で授業崩壊がおこることも珍しくないのです。「まさかあの大手塾でも・・・」と
驚いたことがあります。塾に相談しても納得のいく対応をしてくれないこともあります。
本当にひどい話ですが、「下のクラスの生徒は成績をあげることをまじめに考えなくていい、
ある程度の在籍期間中に稼がせてもらえればそれでいい、その後の退塾はやむを得ない」
と割り切っている塾も世の中にはたくさんあるのです。下のクラスに良い先生をあてるのは、経営
効率が落ちると考えるのです。経営者感覚では当たり前なのかもしれません。でもそれでは、そ
のクラスの生徒も保護者も講師も被害者です。残念ながらこれは実例として多く見聞きしてき
たことです。保護者の方が思っている以上にビジネスライクな塾は多いのです。
その塾が本当にお子様のことを真剣に見ているのか?判断するのは保護者の方の責任では
ないかと思います。
現在通っている塾に納得がいかない場合、カワゼミに一度お声をおかけください。
③自分からなかなか質問できない場合。
集団塾の場合授業はどんどん進んでいくので、ひとつひとつの単元の理解状況を自分で把握
していかなければなりません。そして、わからないところは、授業中や授業後に先生に質問し、
理解する必要があります。内気な生徒は、先生に質問することが、なかなかできないものです。
また、質問に行っても、先生が忙しくて納得いく説明がうけられないこともあるでしょう。先生の説
明でも理解できず、同じことを何度も質問することに躊躇することも多いと思います。カワゼミの
場合、講師が生徒の状況を把握しているので、何がわかっているのか何がわかっていないのか
理解しています。だから生徒から質問を引き出すこともできます。当然質問がある場合は何度で
も質問できます。個別指導は集団指導より、先生と生徒の距離が圧倒的に近いのです。
これまでの経験上、生徒が質問ができなくて問題になったことは一度もありません。
④成績があがらないことに対する塾の説明に納得がいかない場合。
集団塾では個々の生徒を細かく把握しているわけではありません。例えば集団塾に「うちの子
供は計算ミスが多いですが、間違いにどのような傾向性がありますか?」と質問してみてくださ
い。まず、答えられないです。(実際にためした保護者の方がいらっしゃいます。)塾の授業形態
上、答えられなくて当たり前なのです。その塾や先生が悪いわけではありません。だから個々の
生徒の成績が上がらないことに対し、効果のある明確な対策を提示することは困難なのです。
成績があがらないことに対しては、「勉強が足りないのでもっと勉強してください。」とか「やる気
がでるようになれば成績もあがりますよ。」などと答えるのが精一杯でしょう。詳細な現状解析が
できていない状況で、しっかりとした対策がうてるわけはないのです。
集団塾の説明に納得がいかない場合、カワゼミにご相談ください。必ずお役に立てると思いま
す。